Jim Hall関連3作再発 / JAZZ IMPRESSIONS OF JAPAN(無言歌), LIVE IN TOKYO, Gary Burton : Something's Coming!
Jim Hallの入手困難だった作品が近ごろ一気に再発されています。 どれもJim Hallファン必携の★5つ作品。
JAZZ IMPRESSIONS OF JAPAN(無言歌), LIVE IN TOKYOは キングレコードが70年代後半に立ち上げたパドル・ホイールというレーベルの50タイトル再発の中の二枚。 パドル・ホイールは"日本企画によるオリジナル作品にこだわり続け"(ライナーノーツより)たレーベルだそうで この二枚も1976年の来日時にそれぞれスタジオ/ライブ・レコーディングされたもの。
LIVE IN TOKYO1976年年10月28日録音
中野サンプラザでのライブ。
Billie's Bounceからスタート。 録音も演奏も最高なので、いきなり研究対象CDになりました。 Jim HallがBillie's Bounceをやっているのは、僕の手元だとこれだけなので、ジム先生のBlues演奏研究のとっかかりにしています。
JAZZ IMPRESSIONS OF JAPAN(無言歌)
1976年年11月1日録音
LIVE IN TOKYOに収録されたライブの後、同じメンバーでスタジオ作品を録ったわけですね。
来日時に、日本での体験からインスパイアされたJim Hallのオリジナル曲中心のアルバム。 こちらも録音も演奏も最高で、今度長いこと聴く作品になりそうです。
Gary Burton / Something's Coming!
August 14-16, 1963 録音 1964年リリース。
Gary Burtonのリーダー作ですが、ジム先生のCarefulが収録されているぐらい、大フィーチャーされていて、RチャンネルにGary Burtonのヴィブラフォン、LチャンネルにJim Hall、という定位で、Jim Hallのギターが存分に堪能できます。
前から名演と言われていて、探していたのですがLPしか無いとかCDが出ていたなど情報が錯綜、とにかく手に入りませんでしたが、いきなりの再発。
On Green Dolphin Streetのソロはこれぞジム先生!といった感じの名演。Six Improvisatory Sketchesではヴォリューム奏法が聴けます。