How Deep Is The Jazz

Jazzの研究とJazz Guitar練習記

マイナーブルース(1) Mr. P.C.

ブルースはとても奥が深いです。 なぜメジャーとマイナー(3rd, b3rd)が混在していても変に聴こえないのか、全般が7thコードなのは楽理的にどういうことなのか?
バークリーメソッドでは説明できないんだけど、しかしブルースはいたるところに存在している状況がある、という理論を超えてなぜかある不思議なものです(でした。ブルーノートと調性という本がこの謎に立ち向かい解明しています。すごい!)。

ジャズのブルースは Ⅱ Ⅴ が挟み込まれたりして拡張されていますが、基本はⅠ7, Ⅳ7, Ⅴ7で12章節のブルースと同じです。 が、マイナーブルースという謎な形式も存在しています。

Joeyさんのページが詳しい。 www.joey-web.com

理論的にどうなるかというと、通常のブルースが不思議満載なのに比べ、マイナーブルースは

  • 基本は通常の曲(ダイアトニック・コードでできたもの)と同じように理解すべし
  • なので、たとえばKeyがCmなら、Cmスケールが使える
  • Cブルーススケールも使える
  • ただし、Ⅴ7(G7)が出てくるところはBbをBに、Ⅵb7(Ab7)ではGをGbにしろ

ということのようです。

なじみが深い、というか聞いたことがありそうなマイナーブルースの曲でぱっと浮かぶのはコルトレーンのGiant Steps収録のMr. P.C. です。このアルバムは本当に歴史的有名曲ばっかりですね。

Mr. P.C.

Mr. P.C.

テーマがかっこいいですね。LED ZEPPELINがもろブルースをやったときみたいな匂いがするフレーズです。

ギターが入るものとしては、McCoy Tynerの、その名もGuitarsというアルバムにジョンスコ先生がばりばりフィーチャーされた演奏が収録されています。

そしてなんとなんとEric Johnsonがライブ盤でやっています! やっぱりこの曲ロックっぽいですもんね。いやぁ、かっこいいし素晴らしいトーンです。

MR.P.C.

MR.P.C.