How Deep Is The Jazz

Jazzの研究とJazz Guitar練習記

Sonny Rollins / Night at the Village Vanguard

ソニー・ロリンズの1957年、Village Vanguardでのライブ。 サックスのトリオ(ts, b, ds)。 この編成をピアノレス・トリオというそうです。 なんと和音を出せる楽器が一つもない!

聴いてびっくりするのが、それでも物足りなさがまったくないこと。 それはやっぱりアルペジオ(分散和音)でコードを感じることができる、ということでしょう。 録音も60年近く前のものとは思えない品質で、最前列で聴いているかのよう。

布川俊樹さんがジャズギターの金字塔で

「このアルバムに合わせてギターのバッキングを練習した」

と書いていました。

このアルバム、Vol1,2に分かれているバージョンや、オリジナルLPと同じ6曲だけのもの、ボーナストラックが追加されたもの、Vol1,2が一緒になった二枚組などエディションが複数あって大混乱。 オリジナル版収録曲とボーナストラックでは明らかに演奏の質が違うので、オリジナルの六曲のみのモノで十分ではないかと思います。完全版全部聴いていませんが。

さて、このライブ盤の後、60年代に入るとJim Hall先生がピアノの替わりに加わった「The Bridge」が出ます。 ソニー・ロリンズの上記二作はギターにとって重要作品。